●教育月報　2004.02.16〜2004.03.15

17日(火)◆警察庁、〇三年度検挙された児童虐待事件一
五七件。うち四二人死亡。◆東京都教育庁、国旗国歌
問題で、教員一〇名戒告処分。

18日(水)◆中教審、薬剤師養成修業年限を六年に（答申）。

20日(金)◆兵庫県、小学校一年生三五人学級実施。

21日(土)◆文科省、政令市公立小中学校教育職員給与を
政令市移管方針。〇五年法改定予定。

25日(水)◆「教育基本法改正促進委員会」発足（設立総
会・自民民主約百名・都内ホテル）。◆三〇人学級実
現などを求める千五百六九万七千五百九三人署名国会
提出（全教ほか）。◆都立学校保護者、日の丸、君が
代指導の再検討を求める約三千人署名都議会提出。

27日(金)◆オウム真理教元代表・松本智津夫被告死刑判
決。◆河村建夫文科相、都が四大学の教員に新大学へ
の就任意思確認書提出を求めていることについて「い
まの時点で確認書の提出は必要ない」（文部科学委員
会）。◆厚労省、児童虐待防止法施行後に発生した虐
待死亡事件の検証と虐待防止対策まとめ。

28日(土)◆第一八回全国保育所給食セミナー（東京千代
田区・約九百人）。◆「第一回教科書を考えるシンポ
ジウム」（子どもと教科書全国ネット21など・都内・
約九〇人）。◆東京都の「新大学」改革を考える集会
（日比谷公会堂・千八百人）。

04日(木)◆中教審、「地域運営学校」制度創設を求める
答申提出。◆文科省、公立小中学校教職員任命権を、
都道府県から中核都市に移譲する方向（地方分権改革
推進会議小委員会）。

05日(金)◆衆院本会議、〇四年度予算案可決。参院送付。

08日(月)◆国際婦人デー集会各地。中央大会（東京千代
田区・千二百人）。◆東京都山口一久大学管理本部長、
都立大学茂木俊彦総長に、都に批判的な教員は「新大
学には参加すべきでない」と通告書。

09日(火)◆政府、有事七法案、日米物品役務提供協定な
ど三条約・協定国会提出。

10日(水)◆神戸児童連続殺傷事件の元少年（当時一四歳、
現在二一歳）、関東医療少年院仮退所。◆民主党、教
基法「改正」方針決定。教育基本問題調査会会長に鳩
山前代表決定。◆東京都立大学・短期大学教職員組合、
都の山口大学管理部長通告への批判見解発表。

11日(木)◆スペイン、通勤列車に対する連続爆弾テロ。

12日(金)◆衆院本会議、児童虐待防止法改正案全会一致
で可決。参院送付。

13日(土)◆陸自本隊主力部隊第二陣（約一九〇人）、イ
ラクへ出発。◆「東京の子どもと教育を守ろう！生か
そう！憲法、教育基本法」（江東区・約千人）

14日(日)◆スペイン総選挙、野党社会労働党勝利。

15日(月)◆「首都大学東京」をめぐり、都立大学名誉教
授一二二人「最近の事態を憂慮する共同声明」公表。
◆オウム真理教元代表松本智津夫の三女（二〇歳）、
和光大学に合格後、大学から入学拒否。（高津芳則）