●教育月報　2004.04.16〜2004.05.15

16日(金)◆文科省調査、公立小中学校を三〇日以上連続
して休んでいる子どものうち、三割約一万三九〇〇人、
学校側直接会えず。文科省「虐待にあっていないかな
どを知るためにも面接必要」一五日付通達。
18日(日)◆イラクで解放された日本人三人、アラブ首長
国連邦のドバイから民間機で関西国際空港に到着。
22日(木)◆フランスの高校生（一八歳）の半数以上が大
麻経験、男子二割が常用（仏保健医療研究所、一四日
公表。『朝日』）。◆日中両政府、旧日本軍が中国大
陸に放置した毒ガスなどの遺棄化学兵器の処理法法に
ついて、処理施設を中国・吉林省に建設し、燃焼処理
することで合意。◆北朝鮮、列車大爆発事故。
25日(日)◆米国、妊娠中絶の権利擁護を求める市民の大
規模デモ（約百万人・ワシントン）。
26日(月)◆日本経団連奥田碩会長、同会として初めて憲
法問題についての委員会設置を明らかに（記者会見）。
27日(火)◆自民党憲法調査会内閣部会合同会議。改憲発
議権を持つ「憲法委員会」を衆参両院に常任委員会と
して設置する国会法「改正」案要綱案まとめる。
28日(水)◆衆院厚労委、年金改悪法案を与党単独で強行
採決。◆法律・教育学研究者、都教委による教職員へ
の「日の丸・君が代」強制で抗議の緊急アピール（堀
尾輝久、成嶋隆、俵義文の三氏都庁記者会見）。
30日(金)◆総務省、二〇〇三年度完全失業率、五・一％。
01日(土)◆第七五回メーデー。◆欧州連合（ＥＵ）、新
たに一〇ヶ国加盟。二五ヶ国、四億五千万人。◆文科
省、〇三年度中「指導力不足」と認定された公立学校
の教員、全国で四百八一人（『赤旗』）。
03日(月)◆新しい憲法をつくる国民大会（自主憲法期成
議員同盟主催）に民主党初めて来賓出席（東京）。
04日(火)◆鳩山民主党前代表、天皇制と国民主権に関し
独自の改憲試案。「国民統合の象徴である天皇を元首
とする民主主義国家」と明記（軽井沢・研修会）。
05日(水)◆厚労省、保育所待機児二〇〇三年一〇月一日
時点で、四万四千二百八五人。過去最多（『赤旗』）。
06日(木)◆自民、公明、民主三党幹事長会談。政府の年
金改悪法案を一一日の衆院本会議で採決と合意。◆ブ
ッシュ米大統領、イラク・アブグレイブ収容所でのイ
ラク人拷問・虐待事件で、「申し訳ないことをした」
と初めて謝罪（ヨルダン・アブドラ国王との会談）
07日(金)◆福田康夫官房長官、辞任。◆全教、「新しい
教職員評価制度に関する討論集会」（都内）。◆財務
省・財政制度等審議会の部会で、「受益者負担の観点
から教科書の有償化が課題」（『赤旗』）。
10日(月)◆民主党菅直人代表、代表辞任。◆ＮＨＫ世論
調査、政府の年金制度改革法案について「評価しない」
六一％、「評価する」二七％（夜七時ニュース）。
11日(火)◆衆院本会議、年金改悪法案可決。
13日(木)◆厚労省、今春新卒者の就職状況調査発表。
14日(金)◆小沢一郎、民主党代表就任表明。（高津芳則）
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