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　　●　教育月報　2004.11.16〜2004.12.15

16日(火)◆自民党憲法調査会、改憲案大綱「原案」。
17日(水)◆「与党・教育基本法改正に関する検討会」に
対し、文科省、教基法改定案の一部提出（一条〜五条）。
20日(土)◆全教「学校づくりと教育課程」全国交流集会
（静岡県伊東市）。◆私立高校で授業料を滞納してい
る生徒、一校あたり一六・八人（全国私教連調査）。
24日(水)◆自民党憲法調査会の憲法改正大綱原案に参院
自民党執行部反発。
26日(金)◆政府・与党、国・地方税財政の「三位一体改
革」の全体像決定。◆中央教育審議会、「軽度発達障
害」の子どもに対応する「特別支援教育」中間報告了
承。◆参院本会議、児童福祉法改正案可決成立。
27日(土)◆中山成彬文科相、（歴史教科書検定問題につ
いて）「やっと最近になって従軍慰安婦とか、強制連
行とか、そういう言葉が減ってきて本当によかった」
「自虐史観にたった教育だけはしてはいけない」（大
分県別府市タウンミーティング）。
29日(月)◆ 「教育基本法改正を求める中央国民大会」
（主催・日本会議など。日比谷公会堂。二五〇〇人）。
30日(火)◆中山成彬文科相、二八日のタウンミーティン
グでの歴史教科書批判発言について陳謝。
03日(金)◆臨時国会閉幕。◆自民党憲法調査会の憲法改
正案起草委員会、改憲大綱の年内とりまとめ見送り決
定。◆政府、「少子化社会白書」決定。
04日(土)◆第四回教科書を考えるシンポジウム（子ども
と教科書全国ネット・東京都内）。
06日(月)◆自民党「憲法改正草案」起草委員会の中谷元
委員長（元防衛庁長官）、陸自現役幹部に改憲案作成
を依頼していたことが明らかに。◆埼玉県上田清司知
事、「新しい歴史教科書をつくる会」の前副会長、高
橋史朗・明星大教授（五四歳）を県教育委員に選任す
る方針。
07日(火)◆ＯＥＣＤ、二〇〇三年実施の国際学習到達度
調査結果発表。◆自民党、党憲法調査会がまとめた憲
法改正大綱原案について、議論をやり直す方針。
08日(水)◆自民党、党憲法調査会の改憲草案起草委員会
に代わり小泉純一郎首相を本部長とする「新憲法制定
推進本部」（仮称）を設置へ。
09日(木)◆東京都の「日の丸・君が代」強制に反対する
アピール「生徒の『内心の自由』を押しつぶしてはな
らない」（賛同八五九人）。◆政府臨時閣議、イラク
派兵一年延長を決定。
11日(土)◆「石原教育行政を裁く市民法廷」（千代田区。
約二三〇人参加）。◆文科省、二〇〇三年度中に病気
休職した公立小中高校教師、過去最高の三千百九四人
に。精神性疾患は全休職者の五三・一％。
13日(月)◆文科省、国立教員養成大学・学部の今春卒業
生のうち、小中高校などの教員（臨採含む）に就職し
た人の割合、五五・五％（臨時採用二九・七％、正規
採用二五・八％）。　　　　　　　　　（高津芳則）
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